ACID.  -pHって何!?-

ACID. -pHって何!?-

どうもWASABIです😋

 お客様から質問があったので今日は『水』に関わるお話し!

 水と言う物体は普段身近にありすぎて忘れてしまいがちですが、実はとても不安定な存在です!

 雲になったり空気になったり、水で服を濡らしたと思えば数時間後には乾いてしまいますよね!

 

僕が家庭菜園を始めた頃はまだ知らない事が多く、失敗ばかりを繰り返していました。

 栽培を始める前は土壌栽培にするか水耕栽培にするかとてもワクワクしますよね!

 しかし貴方がそのどちらを選択したとしても必ずぶち当たる壁、

 それが『pH(ピーエイチ)』です。

(ペーハーとも呼ばれます)

 世界でもトップクラスの水質水準を持つココ日本で生活をしていると普通の人が気にする所はその水が『硬水』『軟水』かぐらいでしょうか!

 pH (power of hydrogenの略)とは日本語で水素イオン指数と言い対象の物質が酸性なのかアルカリ性なのか度合いを図り、ソレを数値で示した場合のものとなります。

 過去に理科の実験でリトマス試験紙を使った人も多いでしょう。

純水の水は水分子のまま安定してるのではなく、水素水酸化物イオンと共に存在する水素電離(くっ付いたり)と反応(離れたり)を繰り返しています。

 

難しい計算式などは省きますが、水素イオン指数の変化を計算する事により物質が酸性なのかアルカリ性なのかを判断しています!

 奥様方はボディソープやシャンプーを買う時にその洗剤が酸性かどうか少し気にするぐらいでしょうか!

 pH(ピーエイチ)の数値は0〜14で表記され、pH 7 を中性としそれ未満を酸性、それ以上をアルカリ性と言います。

pH

液性

3.0未満

酸性

3.06.0未満

弱酸性

6.08.0以下

中性

8.011.0以下

弱アルカリ性

11.0を超えるもの

アルカリ性

 

 それではココからが本題です!

なぜ植物を育てる上でpHを気にしないといけないのでしょうか!?

 一般的に植物にとって効率よく養分を吸収する為のシチュエーショはpH5〜7の弱酸性とされており、成長に必要な肥料の効き具合に変化が起きてしまいます。

 培地や環境にもよりますが、育てたい植物によって効率よく養分を吸収するpHは変わる為、土壌や培養液のpHを測る必要が有ります。

 土壌栽培の場合、最初にしっかりpHをあわせておけばそこまで1週間に1回チェックすれば良いぐらいなので、当店で扱っているヘビークロップバクバスターなど弱酸性にpH調整されている土壌を使えば、初心者の方でも簡単に家庭菜園を行って頂けます!

 水耕栽培の場合は簡単にpHが変化してしまう為、出来れば毎日培養液のpHを測り、必要に応じて調整剤を入れて数値を合わせなければなりません!

 そこで園芸の世界で培養液や土壌のpHを測るのに使用されている便利なツールが『pHメーター』です!

 メーターの先端を培養液に漬けるだけで現在のpHを簡単に表示してくれる優れ物で水耕栽培をする上での必需品となります!

 水のあげすぎ?それとも肥料が少ない?

 『なんだかうまく育たないな〜』と思っているアナタ。

 1番育ち易いシチュエーションを用意してやる事で、その植物の最大のパフォーマンスを引き出す事が出来ます!

 ご自身が育てている植物に最適なpHと環境を一度確認してみてはいかがでしょうか!

 ありがとうございました!!

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。